観測

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nonPOI / 空の灯台

濁らせないために、言葉を置く場所ここでは在り方だけが働くいつからか、何かを目指して書くことがなくなった。伝えたい結論も、導きたい方向も、特にない。それでも言葉は置かれていく。考えて出しているというより、澄んだときに残る跡のように。私は長いあ...
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触れている時間

ひとりでいる時間が小さい頃から好きだった。特技も趣味もないけれど、言葉を思いめぐらせて綴っているときだけ、時間が消える。書いているというより、静寂の中で過ごしているという感覚に近い。昔から知っていた時間に、もう一度触れている。
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書くことは、暮らしの香り

書くことは、何かを残す行為だと思っていた。考えをまとめたり、誰かに伝えたり、意味を持たせたり。でも最近、少し違う。書こうとして書くのではなく、暮らしていると、言葉が滲み出てくる。湯気のように。光の粒のように。気づいたら、そこにある。私にとっ...
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存在理由は、いまだけにある

朝、ふと気づいた。私は、何かになる途中にいるわけじゃなかった。ここへ向かっているわけでも、過去を回収しているわけでもない。ただ、いまの感覚が立ち上がっている場所に、私があるだけだった。これまで、存在には理由がいると思っていた。誰かの役に立つ...