観測

自由の置き場所

もし部屋に一億円が置いてあったとしたら‥最近、こんな遊びをしている私。その答えは、「今日もいつものように暮らしている」身体を動かし、誰かのために働き、夕暮れにはグラスにワインを注ぐ。かつての私は、お金を手にすればもっと自由になれると思ってい...
観測

暮らしは言葉

暮らしは言葉。特別な出来事があるから、詩になるのではない。珈琲の湯気も、朝の蜘蛛も、窓を抜ける風も。今日という一日は、はじめから一篇の詩としてそこにある。あとは、その気配に気づくだけ。
余白ログ

朝蜘蛛

朝、カーテンを開けると朝蜘蛛思わず息をのんだ。けれど次の瞬間、「朝蜘蛛は幸運の知らせ」そんな言葉が浮かんで、少しだけ胸が弾んだ。一晩で織られた小さな世界が窓いっぱいに広がっていた。光を受けた糸は見えないものをそっと映し出すように揺れている。...
余白ログ

織り目の中で

朝の湯気が窓辺の光にほどけていく。一杯の珈琲を包む時間も、風が葉を揺らす音も、遠くの海が今日を呼吸することも。どれひとつ、私と別々には生まれていない。いつからか好きになった「アースウィービング」という言葉。世界は、無数の命と景色と気配を静か...
観測

年齢を重ねて増えた「身体の違和感」は、実は贈りものだった

今日は朝、いつものように身体を整える時間を過ごしていた。肩をゆるめ、足の指を動かし、呼吸を感じる。ほんの少し身体に意識を向けるだけで、昨日とは違う感覚があることに気づく。「あれ、今日は少し腰が重たいな。」「昨夜はよく眠れたから、身体が軽い。...
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暮らしは神さま

暮らしは神さま朝は、何も語らない。湯が静かに温まり、コーヒーの香りが部屋の空気をほどいていく。その間だけは、身体を確かめようとしていた私も、いつの間にか消えていた。今日の私は大丈夫だろうか。その問いよりも先に、お湯は沸き、朝は始まっていた。...
観測

木村拓哉を見ていて、「どこまで素の自分を表現できるか」を考えた

先日、ふと木村拓哉さんを見ていて、あることを考えた。もちろん、本人のことは本人しか分からない。テレビに映る姿も、YouTubeで見せる表情も、そのすべてが本当の木村拓哉さんなのかどうかは分からない。それでも私は、彼を見ていると不思議な安心感...
観測

伊弉諾神宮で受け取ったのは、静かな「これでいい」だった

淡路島へ来て、一か月。暮らしは少しずつ日常になり、おてつ旅の仕事にも慣れてきた。それでも心のどこかで、「早く伊弉諾(イザナギ)神宮へ行きたい」という小さな思いが、ずっと残っていた。私は特別、神社巡りが趣味というわけではない。けれど、子どもの...
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Beautiful Flow──見えない光を探す日々

今日、マツダミヒロさんのラジオで、「見えない光を探す」という言葉を耳にした。ある有名な写真家にプロフィール写真を撮ってもらったときの話だった。その写真家は、カメラを構える前に、「光の場所」を探すのだという。その場所に促されて移動すると、不思...
観測

年齢とは、生命の周波数が調っていく時間

今、おてつ旅先では、20代の女性たちと一緒に働くことが多い。肌の透明感。軽やかな動き。まっすぐな笑顔。そのすべてに、若さならではの美しさがある。その姿を見ながら、ふと私は、自分自身の60代という現在地を感じていた。そして、ひとつの問いが静か...