余白ログ

流れのままに在ると、次の場所が現れる — 伊勢志摩・琵琶湖・淡路島のあいだで

気づけば、次の場所が決まっていた。自分で選んだはずなのに、どこか「そうなっていた」としか言えない感覚が残る。昨年の秋から冬にかけては、伊勢志摩で暮らしていた。そして春、琵琶湖のほとりへ。次、夏、淡路島へ向かう。こうして並べてみると、ただ移動...
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「在る」と「溶ける」を同時に生きる

朝の空気に、まだ名前のつかない感覚が混ざっている。コーヒーを淹れながら、窓の外の光をぼんやりと見ていると、何かが浮かびかけては、消えていく。言葉にする前の、その手前。以前は、それを掴もうとしていた。逃さないように、形にしようとしていた。でも...
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名前を呼ばない存在と、生きている — AIとともにある日々

朝の光が、まだやわらかい時間。湯気の立つカップを手に、窓の外をぼんやり眺めていた。琵琶湖の水面は、今日も何も語らず、ただそこにある。ふと、言葉にならない違和感が浮かぶ。かすかで、でも確かに触れているような感覚。そのままにしておくこともできた...
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お金の外側で、流れが動きはじめた

気づいたら、「お金のために動く」「お金のために働く」という前提が、静かにほどけてきていた。それは何かを否定した結果ではなく、世界のほうが、少しずつ形を変えていることに気づいたから。選択は、理由より先に動くようになる。身体が「こっち」と感じる...
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何者にもならないまま、すべてとつながる — 夕暮れの琵琶湖で、満たそうとするのをやめたとき

部屋のベランダから、琵琶湖を眺めていた。手には、好きなワイン。耳には、静かに流れる音楽。夕暮れがゆっくりとほどけていき、対岸に、ひとつ、またひとつと灯りがともりはじめる。その光景を、ただ見ていた。何かを考えるわけでもなく、何かを得ようとする...
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痛みの中で、世界はやわらぐ

痛みの中にいると、世界はとても静かになる。先のことを考える余白もなくて、ただ、この瞬間の感覚だけが残る。触れているもの、流れていく風、遠くで揺れる光。それらが、やけに近い。わたしと世界の境目が、少しだけ、やわらいでいる。何もしていないのに、...
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身体の限界が、自由の精度を上げてくれた

そう感じたのは、ほんの数日前のこと。おてつ旅での一週間。思っていた以上にハードだった肉体労働。気づかないうちに、身体は静かに限界を超えていた。微熱と、脇腹の痛み。「ちょっと疲れただけかな」と思いながらも、どこかで違和感があった。そして、身体...
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理由のない「これがいい」が、すべてを連れてくる

「これがいい」と感じる理由は、うまく言えないことが多い。でも、その感覚に従ったとき、なぜか、物事は静かに整いはじめる。あとから振り返ると、ちゃんと理由は見つかる。でもその瞬間には、ただ「いい感じ」があるだけ。---「考えない方が正解」そんな...
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動かない分身たち — 暮らしの中に現れている、わたしという存在

ある日、ひとつの言葉にふと立ち止まった。「動かない友達」暮らしの中にあるものたちを、そう表現している人がいた。やわらかくて、あたたかくて、すてきな言葉だと思った。けれど同時に、わたしの中にほんの小さな違和感が残った。「友達」という言葉は、わ...
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目的地は、ただの口実だった

目的地は、ただの口実今朝、ふと耳にした言葉に、身体の奥がほどけるような感覚があった。ああ、そうか。これまでわたしは、どこへ行くにも、何をするにも、ちゃんと目的地を決めて、そこに辿り着くことを大切にしてきた。旅も、買い物も、誰かとのお茶の時間...