琵琶湖

観測

空っぽに、くつろぐ朝──カモと琵琶湖と、ほどけていく私

今朝の琵琶湖は、薄曇りからはじまっていた。雲の向こうに、太陽の光の輪郭がやわらかくにじんでいる。しばらく眺めていると、雲のすき間から青空が顔をのぞかせた。その移ろいを、ただベランダから見ている。湖の上には、カモの群れが浮かんでいた。どこへ向...
記録

琵琶湖に溶ける朝──わたしの輪郭がほどけ、「今ここ」に還る

今朝、部屋のベランダから琵琶湖を眺めていた。水面が、きらきらと光っている。祝日の朝だからか、小さな釣り舟がいくつも浮かんでいた。静かで、ただ穏やかな景色。それを眺めているうちに、ふと、自分の輪郭がゆるんでいく感覚があった。見ているはずなのに...
観測

琵琶湖という「在り続ける存在」──時間の層と、静けさの正体

日本最大の湖である琵琶湖は、約400万年前に形成された「古代湖」とされている。けれど、その“古さ”は、あまり日常では意識されない。ただ広い湖。ただ大きな水。多くの人にとっては、その程度の認識に留まっている。けれど、実際にこの場所に身を置いて...
観測

空っぽに、空っぽでくつろぐ — 琵琶湖で始まった次の段階

琵琶湖に来て、ひとつ気づいたことがあります。思っていたより、仕事の時間がとても短い。伊勢志摩に滞在していたときは、かなり忙しかった。ある意味、強制的に「今ここ」に集中せざるを得ない時間。だからこそ、思考は静かになり、身体と意識がひとつに整っ...
観測

琵琶湖を見た瞬間、「ここだ」と思った

昨日、琵琶湖に到着した。車を降りて、はじめて湖を見た瞬間、心の中でふっと言葉が浮かんだ。「ここだ」理屈ではなく、身体が先に知っていたような感覚だった。今回の滞在の部屋は、遮るものが何もなく、窓の向こうに琵琶湖がそのまま広がっている。まるで湖...
観測

琵琶湖という“水平の場所”

日本には、場所ごとにまるで違う呼吸があります。山の呼吸。海の呼吸。そして、湖の呼吸。その中でも琵琶湖は、少し特別な場所だと感じています。日本最大の淡水湖。その水の下には、何百万年という地質の記憶が静かに眠っています。この場所に立つと、エネル...