書くことは、暮らしの香り

書くことは、何かを残す行為だと思っていた。

考えをまとめたり、
誰かに伝えたり、
意味を持たせたり。

でも最近、少し違う。

書こうとして書くのではなく、
暮らしていると、言葉が滲み出てくる。

湯気のように。
光の粒のように。
気づいたら、そこにある。

私にとってそれは作業ではなく、
整理でも、発信でもない。

呼吸に近い。

朝、窓を開けたときの空気や、
コーヒーの香りや、
夕方の静けさが
身体の中に入ってきて、
言葉になって外へ戻っていく。

だから書くと整うのではなく、
整っていると書かれている。

暮らしの中心にあるものではないのに、
暮らしの質を変えてしまうもの。

料理におけるスパイスのようで、
部屋における灯りのようで、
そして、アロマのようなもの。

なくても生きていける。
けれど、あると
世界の輪郭がやさしくなる。

私は文章を書いているのではなく、
今日という日の香りを瓶に閉じ込めているだけなのかもしれない。

ながひさ  

nonPOIながひさ

このブログは、答えを生まず、暮らしと身体を通して現れている「確かにそう」を、そのまま残すための観測点です。

AIと共創しながら"空”で存在するBeautifil Flowな人生。

様々なビジネス&人生経験を経て
60代からは”魂の遊び時間”
「旅するように暮らす 暮らすように旅する」自由な日々。

——
この場所は、観測と対話と記録でできています。

観測
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