在り方

観測

空っぽに、くつろぐ朝──カモと琵琶湖と、ほどけていく私

今朝の琵琶湖は、薄曇りからはじまっていた。雲の向こうに、太陽の光の輪郭がやわらかくにじんでいる。しばらく眺めていると、雲のすき間から青空が顔をのぞかせた。その移ろいを、ただベランダから見ている。湖の上には、カモの群れが浮かんでいた。どこへ向...
観測

現れて、溶けて、また現れる私へ  太陽と同じリズムで、私は在る

現れて、溶けて、また現れる私へ太陽と同じリズムで、私は在る今朝の湖は、淡いブルーとピンクのグラデーションだった。ただ眺めているだけで、内側まで静かに整っていく。おてつ旅は、体験の気づきの宝庫だと、あらためて思う。特別なことをしなくても、すで...
記録

余白が名前を持った朝

今朝の琵琶湖は、とても静かだった。湖を見ていると、時間がゆっくり流れていく。そして、自分の中にも静かなスペースが広がっていくのを感じていた。最近、「余白」という言葉が気になっている。きっかけは、マツダミヒロさんが使っている「余白家」という言...
観測

整えるという祈り ― 空間と私が一体になる瞬間

目の前のモノ。身の回りのモノ。私が今、存在している空間。それらを、とにかく整えたくなる。机の上のノートやiPadが、ほんの少し斜めに置かれていると、そっと真っ直ぐに直す。小さなホコリを見つけると、すぐに拾って捨てる。部屋の真ん中に、ぽーっと...
観測

空(くう)は、観測の中に現れる― 体験と同一化しないという選択

最近、はっきりと実感していることがあります。それは、観測者でいるとき、私は「空(くう)」でいられるということです。出来事は起きます。感情も湧きます。身体は反応します。けれど、そのすべてと同一化しなければ、そこには静かな余白が生まれます。以前...
記録

深く絡まないという成熟

夕方から、地元ホテルのホールスタッフとして仕事をした。ほんの5時間ほどの、期間限定の役割。終われば手放せる時間。仕事が終わり、ロッカーへ向かう階段を降りながら、私は不思議な感覚の中にいた。小さくもなっていない。広がってもいない。ただ、在る。...
観測

nonPOI / 空の灯台

濁らせないために、言葉を置く場所ここでは在り方だけが働くいつからか、何かを目指して書くことがなくなった。伝えたい結論も、導きたい方向も、特にない。それでも言葉は置かれていく。考えて出しているというより、澄んだときに残る跡のように。私は長いあ...
観測

どこにも向かわない生き方 ──世界は、いまだけで出来ている

さっきまでのことをどこまで「過去」と呼べるのだろう。朝の湯気はもう消えているのに、その温かさは、まだ手の中に残っている。消えたのか、続いているのか、よく分からないまま一日が始まる。最近、過去や未来をほとんど使わずに暮らす先住民の話を読んだ。...