エッセイ 〜波のまにまに〜

エッセイ 〜波のまにまに〜

言葉にした私の「問い」が、見えない時空に記録されていく

私たちがSNSやnoteで綴る「問い」は、見えない時空に静かに記録されていく。それは、未来の“わたし”をつくる、目に見えない履歴。いま、どんな問いを生きているだろう?「何を知っているか」よりも、「どんな問いを持つか」。最近、私はとても強くそ...
エッセイ 〜波のまにまに〜

オーディオブックに違和感 〜音じゃない。静けさの中で本は語りかけてくる〜

最近、電車の中やカフェなどで、耳にイアホンをつけて、静かにオーディオブックを聴いている人をよく見かけるようになりました。本を「読む」のではなく「聴く」。そんな新しい読書スタイルが、当たり前になってきているようです。でも、不思議なことに、私は...
エッセイ 〜波のまにまに〜

これからのライターに必要なこと 〜伝えるだけじゃなく、“伝わる”を創るということ

「これからの時代に必要とされるライター」って、どんな人?「ライターって、これからどうなっていくんだろう?」ふと、そんなことを考えることがあります。AIがどんどん進化して、文章を書くこと自体はもう特別なスキルじゃなくなりつつある。でも同時に、...
エッセイ 〜波のまにまに〜

いくつになっても”女”として生きる

60代になって、はっきりと思うようになりました。もう、「何かにならなきゃ」とか、「ちゃんとしていなきゃ」は、終わり。肩書きも、役割も、評価も。もちろん、それまでの自分を否定するわけではありません。ただ、これから先の人生は—— 「どこまで自由...
エッセイ 〜波のまにまに〜

カラダの中にとどまる…という平和

ぼんやり…していられるって、どんな感覚?何も考えず、ただ、ぼんやり…と。焦るわけでもなく、判断しようとするでもなく、「いま、ここに、ただ在る」ことをそのまま許してあげられる時間。あなたは最近、そんな時間をどれくらい持てていますか?なんだか、...
エッセイ 〜波のまにまに〜

不食的な生き方を日常に取り入れる 〜身体と魂が響き合う健康をデザインする〜

「わたし、不食なんです」という出会い「わたし、不食なんです」そう穏やかに話してくれた女性の声を、今でもよく覚えています。もう何年も前のこと。身体も心も整っていて、透明感にあふれたその人は、「プラーナ(生命エネルギー)で生きている」と話してく...
エッセイ 〜波のまにまに〜

Twitter(現在X)に思うこと 〜言葉を削ぐことで、見えていたもの‥140文字が教えてくれたこと〜

ふと、思い出したんです。Twitter(いまのX)が始まった頃、「140文字以内で伝える」っていう、あの潔いルール。私はあれが、たまらなく好きでした。言いたいことがあふれていても、140文字に収めるためには、言葉を削り、選び、整えていく必要...
エッセイ 〜波のまにまに〜

60代、その先へ ― 年齢も常識も、軽やかに超えてゆく

「もうこの歳だから」 「今さら変えられない」 そんな言葉を、自分にかけてしまうことはありませんか? でも、年齢をただの数字にしてしまう生き方があるとしたら? そしてその生き方が、とても自由で、美しくて、しなやかなものだったとしたら? 私は、...
エッセイ 〜波のまにまに〜

本のタイトルを眺めているだけでインスパイアが止まらない症候群〜治療はしない 笑〜

最近、またやってしまいました。気がつくと、本屋さんの一角で、ひとりニヤニヤしながら立ち尽くしていたんです。棚に並んだ“本のタイトル”たちを、ただ眺めていただけなのに。─ インスパイアが止まらない。この感覚は、なんなんでしょうか?脳内のどこか...
エッセイ 〜波のまにまに〜

時を重ねた相棒、私のライティングデスク

暮らしの中で、長く共に過ごしてきた家具があります。それはライティングデスクです。インターネットでの在宅ビジネスをスタートした頃からなので、もう20年以上になります。アンティークの歴史と、私の出会い英国アンティークの「ライティングビューロー」...