「お金があれば、もっと自由になれる」
「お金があれば、幸せになれる」
「稼げば、人生はうまくいく」
そんなふうに思っていた時期が、私も長くありました。
でも、「お金では手に入らない幸せがある」ということ。
年齢を重ねるにつれて、そう実感することが増えてきました。
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◾️投資を仕事にする私が、それでも伝えたい「お金と幸福」の本音の話
ファンドの会社を経営し、為替市場やトレーディングの世界に日々触れている私にとって、お金や投資は、“仕事そのもの”です。
お客様へのFXや運用サービスの金融商品の提案を通して、お金をどう増やすか、どう回すか、その最前線にいます。
けれど、そんな私だからこそ、お伝えしたいことがあります。
それは、
「お金だけでは、幸せにはなれない」
という、いささか逆説的に聞こえるかもしれない本音です。
◾️年収1,000万円を超えると、幸福度はあまり変わらない?
有名な研究によると、
アメリカでは、年収7万5,000ドル(日本円でおよそ1,000万円)を超えたあたりから、
それ以上の収入の増加が、人の幸福度に大きく影響することは、ほとんどないと言われています。
物質的なことより、”経験”にお金を使った方が、幸福度につながりやすいという研究結果もある。
経験にお金を使ってこそ、お金に価値が生まれ、
人生の幸福度と満足度に直結するということです。
たとえば、旅先での心震えるような体験。
大切な人との特別な時間。
学びや成長をもたらす出会い。
こうした“人生に刻まれる瞬間”にこそ、
お金の真の価値が宿るのだと思います。
◾️金融のプロの世界では、10億円からが“スタートライン”
私の知人には、超富裕層向けのプライベートバンカーもいます。
彼らいわく、「10億円以上の資産があって初めて、まともな金融商品を紹介してもらえる」と。
つまり、金融の世界には“プロだけが知る土俵”が確かに存在するということです。
もちろん私もまだその域ではないですが‥苦笑
なので、正直なところ、
一般の個人がその中に飛び込んでも、勝ち続けるのは難しいのが現実です。
声を大には言えませんが、やはりこれだけは伝えたい。
自分自身への投資ほど、最終的に、大きなリターンを生むものはないと。
投資を生業にしている私が言うのも変ですが、
むやみに金融商品に手を出すよりも、
まずは自分の知識と経験に投資して欲しい。
その積み重ねは、やがて大きな価値を生み、
お金は後から自然とついてきます。
よく言われていますが、
今の時代は「コンテンツ」×「体験価値」がビジネスとして成り立ちやすいということには、私も大きく共感しますね。
自分にしか語れない物語、
自分にしか伝えられない世界観こそが、価値になり、
人に届き、選ばれる時代です。
それがお金を増やす、最も楽しい方法であり、
風の時代と呼ばれる現代に、一番フィットした方法ではないでしょうか。
金融の世界で仕事をしてる私が、本気でそう思っています!
◾️資本主義においては「借金」は悪ではない
「借金=悪いこと」と思われがちですが、
資本主義の構造の中では、
借金によって“未来を先取り”することでリターンを得るという考え方は正解です。
もちろん、無謀な借り入れはリスクですが、
未来の価値創造に向けた借金は、
自己投資であれ、ビジネス投資であれ、むしろ戦略的で、大きな資産につながることです。
目先のお金を増やす、ということだけに囚われていると、
この視点が持てなくて、機会損失の人生になってしまいます。
◾️でも、何より大切なのは、“時間”という資産
そして最後に、私がもっとも大切にしているもの。
それは、「時間」という、誰にとっても平等で、唯一取り戻せない資産です。
お金は、失ってもまた稼ぐことができます。
投資によって増やすことも、守ることもできる。
けれど、時間だけはどれだけ願っても、巻き戻すことはできません。
だからこそ、その限られた時間を
「どう使うか」
「誰と過ごすか」
「何に注ぐか」
それが人生の質を大きく左右すると、私は実感しています。
忙しさに流されて、気づけば「生きること」ではなく「こなすこと」に追われてしまう。
でも本当は、何をしていても、「今この瞬間」を感じられるかどうかのほうが、ずっと大切なんですよね。
時間の使い方こそが、生き方そのもの。
そう思えるようになってから、私自身の幸せのかたちも、少しずつ変わっていきました。
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どれだけお金を持っていても、
どれだけ投資で成功しても、
「幸せ」と感じられるかどうかは、
お金では測れない、
あなた自身の経験からくる“豊かさ”がベースにあります。
投資の世界に生きる者として、
そして、人生のリアルを歩む60代のひとりの女性として、
これからも、
「お金」と「心」、その両方に誠実でありたい。
そのバランスを大切にしながら、
素の自分としての表現を続けていきます。
最後に
お金を増やすこと、守ること、
それは、生きていく上でとても大切な知恵です。
投資も、自分に届いている情報の中から吟味して選択し、少しでも安全に増やしていく努力も必要です。
けれどそれは、
本当に大切なものを、安心して選び取るための、あくまで”土台”に過ぎないと思うのです。
心の余裕や選択の自由を生むために、経済的な基盤は必要ですが、
どんなにお金があっても、
愛や信頼、時間、健康のような、人生の核心にあるものは、それだけでは手に入りません。
私たちが心から求めているのは、
数字では測れない、
「体験」
「つながり」
「時間の豊かさ」
ではないでしょうか?
そして、そこにこそ、
“幸福”という名の資産が眠っているのだと思うのです。
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