60代という節目を迎えたとき、ふと立ち止まって思ったんです。
「ここからの人生、“お金”とどうつきあっていけばいいんだろう?」と。
これまで散々働いてきた。
たくさん悩んできた。
生き方もキャリアも、大なり小なり選んできた。
そしてそのすべてに、「お金」は重く、深く関わっていました。
がむしゃらになっている時期には、
楽観的に、見て見ぬふりができていました。
だけど、
若い頃のように、“なんとかなるさ”という感覚では、もう動けない。
そして、“お金の知識”だけかき集めても、人生は豊かにならないし、幸せにはなれない。
そんなことは、もう嫌というほどわかっていること。
だから私は、お金と生き方を、もう一度“私仕様”に、
リ・デザインすることを決めたのです。
ファンド会社のCEOとして、最前線で得てきたリアルな視点と、
60代女性としての感性と経験をまじえて、
成熟世代にこそ必要な、「お金の哲学」についてシリーズでお話ししていきます。
👛シリーズ
①「お金×生き方」◀︎この記事
② 「お金×感性」
③「お金×人間関係」
④「お金×働き方」
このような方におすすめです
⚫︎これからの人生を「自分らしく」過ごしたい
⚫︎お金の不安を、静かに手放していきたい
⚫︎成熟した“女の経済観”を育てたい
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- はじめに
― なぜいま、「お金と生き方のリ・デザイン」が必要なのか?
お金について考えるとき、多くの人は
「足りているか」「足りていないか」に意識が向きます。
でも、本当の不安の根っこは、
「どのくらいあれば安心なのかが曖昧」なことです。
60代のいま、必要なのは「いくら必要か」ではなく、
「どんなふうに生きたいか」から逆算して、お金を再設計すること。
私にとっての“リ・デザイン”は、
「私にとっての心地よさとは?」
「何に価値を感じるか?」
「自由に選択できるとしたら何を選ぶ?」
を問い直すことでした。
若い頃は、成功することが“かっこいい”と信じていました。
でも今は、
「私の感性を、丁寧に活かせるお金の使い方」
が何より私を満たしてくれます。
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- お金と「女の自立」について語ろう
私たちの世代は、
「女はお金の話をしないほうがいい」
と刷り込まれて育った人も多いはず。
だけど、離婚や死別、子育ての終わりなど…
人生の分岐点には、必ず“お金”が問いかけてくるのです。
「あなたは、自分の人生を“選ぶ力”を持っていますか?」と。
お金は、何かを選ぶときに“理由”を与えてくれます。
でもそれは、“自立”の一部でしかありません。
私が思う「女の自立」とは、
お金を通して、自分を信頼できるようになること です。
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- ファンド経営者だから見えた「うまくいく人・不安になる人」のちがい
ファンド会社の経営者として、たくさんの女性や家庭を見てきました。
そして気づいたのは、
「お金がある人が、決して安心を得ているわけではない」という事実。
不安になる人には、共通点があります。
それは「お金に対して、自分の“ものさし”がない」こと。
⚫︎隣の誰かと比べる
⚫︎漠然と「老後が不安」と言い続ける
⚫︎数字に弱く、自分で把握しようとしない
逆に、うまくいっている人は、
自分なりの「心地よい金額の感覚」をちゃんと育てています。
自分の暮らし、自分の価値観に合ったお金の使い方。
それはまさに、“生き方のデザイン”なのです。
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- お金の「再定義」:それは人生を育てる“呼吸”である
お金は「ためる」だけのものではありません。
60代の私たちにとってのこれからは、
”使い方“こそが人生そのもの。
⚫︎経験に投資する
⚫︎時間を買う
⚫︎思い出を遺す
どれも、「今この瞬間」を大切にするためのお金の使い方です。
そしてそれが、未来と今の自分への最高の贈り物になる。
「老後資金」と聞くと、
不安を埋めるために必要なお金だと思いがちですが、
私はそれを、“未来の自分が自由に選べる力”だと捉えています。
人生の後半こそ、
選ぶ力=お金を自分らしく使う力が問われてくるのです。
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- おわりに
―自分のために、お金の哲学を持つ
私たち女性が「お金」を語ることは、かつてはタブーでしたが、
今は、違います。
人生をどう生きるか、
どこに時間とエネルギーを注ぐか。
それを支えてくれるのが、お金の“役割”です。
女性だからこそです!
お金と良いパートナーシップを結び、
”お金に愛される私“になることが必要です。
今、私のお金との関係は、
“呼吸するようなもの”として感じています。
無理に増やすわけでも、
我慢して減らすわけでもなく、
「私らしく選び直して、愛し合う」ことで整えていく感覚です。
たくさん持つことよりも、
必要なだけを、丁寧に扱いながら持つこと。
そんな、あたたかで静かな経済観が、
これからの人生をやさしく支えてくれる‥
そう心から信じられるようになったのは、
やはり60代だからこその心境かもですね。
年齢を重ねることを、嬉しく感じられることのひとつです。
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☽ メッセージ
今、60代のあなたが感じている不安や違和感は、
新しい「あなた仕様の人生設計」への入り口かもしれません。
この記事を、是非その入り口への一歩にしてください。
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