悩みは、「問い」に変えてみる。

エッセイ 〜波のまにまに〜

悩みの中にいるとき、
「この苦しさを、どうにかしたい」と思えば思うほど、
解決しようとすること自体が、
重たく感じられることがあります。

たとえば、
心理療法にあるように
「セルフケアをしてみましょう。」
「セルフラブが大切。」

そんなふうに言われても、
それすら難しく思えてしまう時期って、ありますよね。


そんなとき、私はひとつの視点に気づいたことがあります。

それは、
悩みを、“問い”として自分に差し出してみる、ということ。

「私は、なにを怖がっているんだろう?」

「私は、どうしてこの言葉に傷ついたんだろう?」

「私が本当に求めているものって、何だろう?」

問いに変えると、不思議と、
“悩み”が「わたし自身のごく一部」として見えてきます。

問いは、すぐに答えを出さなくてもいい。
ただその問いを持っている自分を、
そっと空白のまま、見守ることができたなら、
少し呼吸がしやすくなるのです。


でも、これもまた、
一人では難しいときがあるんですよね。

だからこそ、私は思うのです。
「問いを持ち寄ることができる場所があったらいいなぁ」、と。

誰かが投げかけた問いに、
「あ、それ、私も思ってた」
と共鳴できたり、
誰かの言葉の中に、自分だけのヒントを見つけられたりする。

発言が苦手でも、
ただその場にいるだけで、
“孤独な問い”が、少しずつ“ひらかれた問い”へと変わっていく。

今、そんな場をつくりたいと考えています。

まだ
「どこで?」「どんな形で?」は模索中。

でも、いつか自然と、
言葉が交差する、小さな場が生まれるように。

その「問いの種」を、これからもそっと蒔き続けていきたいと思っています。

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